2019年10月18日
グーグルのロゴが変更されています。
クリックしてみると「楠瀬喜多生誕 183 周年」
と検索されます。
ところで楠瀬喜多って誰?と思う人が
私を含め多いと思うので調べました。
今回は楠瀬喜多さんの生誕183周年について
見ていこうと思います。では
<目次>
- 楠瀬喜多(くすのせ きた)プロフィール
- 楠瀬喜多は民権ばあさん?
- まとめ
楠瀬喜多(くすのせ きた)プロフィール
楠瀬喜多
生年月日:1836年10月18日(天保7年9月9日)
没年月日:1920年10月18日(大正9年)
出身:土佐藩(高知県)
女性
10月18生まれで10月18日に亡くなっています。
84歳の誕生日だったんですね。
大正デモクラシーが叫ばれる最中だったそうです。
楠瀬喜多は民権ばあさん?
今回グーグルのロゴが楠瀬喜多さんの
生誕を記念して変更になっているのは
楠瀬喜多さんの経歴が大きいかと思われます。
楠瀬喜多さんは民権ばあさんともよばれて
いたそうで、女性の選挙権を獲得する
活動をされた方なんだそうです。
土佐藩(現在の高知県)で生まれた楠瀬喜多。
長女だった彼女は21歳のころ
剣術指南役の旦那(楠瀬実)と結婚。
子供には恵まれませんでした。
夫の実が結婚して17年後に
38歳で亡くなってしまい彼女は
戸主となりました。
戸主となった楠瀬喜多は納税の義務もあるので
納税していました。
ある時選挙に出向いた彼女は
女性だからという理由で投票を断られます。
当時選挙資格として
「満20歳以上の男性であるこ」という
条件があったんだそうです。
税金を納めているのに投票できないのはおかしい!
と納得がいかなかった楠瀬喜多は
税金をわざと滞納します。
すると督促状が届いたのです。
これに対し
「納税しているのに、女だからという理由で投票できないのはおかしい。権利と義務は両立するはず。投票できないなら税金も納めない。」
と県に抗議文を書きますが突き返された為
国に訴えに出たのです。
その2年後、楠瀬喜多の住む地域では
女性も投票できるようになりました。
まとめ
今回はグーグルのロゴが楠瀬喜多さんの
生誕183周年を記念して変更されていたので
楠瀬喜多さんについて調べてみました。
楠瀬喜多さんはまだ女性に選挙権が無かった時
女性に選挙権がないのはおかしいと訴え
その後女性の選挙権獲得に貢献された方。
民権ばあさんとも呼ばれていたようです。
今でこそ女性の活躍は目まぐるしいですが
当時は男尊女卑的な時代で女性が
声を上げる事自体タブーだったような
時だと思いますが活動のおかげで
現代の男女平等な時代がやってきたと
いってもいいかも知れませんね。
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